こんにちは。防犯・安全を提供する『総合セキュリティ商社』株式会社三実通商です。
いつも弊社のブログをご愛読いただきありがとうございます。
今日は、街でよく見かける防犯アイテム「蛍光クラックボール」のご紹介です。
蛍光クラックボールとは
蛍光クラックボールとは、内部に特殊蛍光塗料が入った防犯用のボールです。
通称「防犯カラーボール」や「防犯用カラーボール」とも呼ばれます。
金融機関や店舗等での防犯用に使われており、
犯行現場で犯人や逃走車に投げつけることで、逃走犯の追跡や逮捕の手がかりをつくります。
コンビニでもよく見かける、私たちの身近にある防犯装備ですね。
蛍光クラックボールの目的と効果
不審者に向かって投げつけ、塗料を付着させる防犯用品です。
当たると簡単に割れ、中に詰めてある水性蛍光塗料(無公害塗料)が10m四方に飛散し、目的物に付着します。
強盗や窃盗犯などに対して逃走を困難にし、逮捕・検挙を円滑に行うことが目的の他に、
人目に付くところに設置することにより、犯罪抑止の効果もあります。
蛍光クラックボールの使い方
・店頭の目立つ箇所に設置【見える防犯】
従業員がすぐ手に取ることができるよう、ケースの蓋を開けた状態で備え付けます。
ボールが店内の人に見えるよう蓋を開けて設置することで、不審な行動を抑制する効果も期待できます。
・犯人の逃走を逃がさない!【犯人を追跡を容易にする】
従業員1名あたり両手に1個ずつ、計2個のボールを持ちます。
1回目を投げて当てられなかったら、すぐにもう1個を投げるようにしましょう。
投げるときのコツですが、犯人に向けできるだけ近い距離から投げつけます。
犯人までの距離が10メートル以上になってしまうと、命中が難しいとされています。
また、逃走する犯人を狙う場合は、犯人に直接当てるのではなく、
足元付近の路上を狙って投げつける方法を採りましょう。
犯人の足元付近の路上で飛散した塗料がかかったり、
その上を犯人が歩いたりすれば、犯人の衣服や靴に付着し、追跡が可能になるためです。
落として割ってしまった時の対処方法
ボールは握っただけでは割れませんが、
不注意で床に落としただけでも割れてしまうことがあります。
ボール内の液体は水溶性塗料。
割れて床に塗料が飛び散った場合には、乾かないうちに布や新聞紙等でふき取り、さらに水で洗い流してください。
衣服についてしまった場合も、乾かないうちに水で洗い流すことで落とすことができます。
身体に付着してしまった場合は、石鹸等を使用し水でよく洗い流してください。
蛍光クラックボールの耐用年数
約3年の耐用期間があります。
使用者の賠償責任保険も耐用年数と同じ為、3年を目安に定期的な入れ替えを行うことが必要です。
また設置する場所によっては、ボール内の塗料が固まってしまい、割れた時に塗料が飛散しにくくなる場合があります。
すると蛍光クラックボール本来の役目が果たせません。
塗料がボールの半分以下に減っていないか、又は凝固していないか確認して下さい。
蛍光クラックボールの処分方法
材質:ボール型容器(塩化ビニール) 内容液(水溶性塗料) 包装外装:発泡ケース
まず、ポリ袋等の中で、飛び散らないようにボールを割ってください。
塗料はボロ切れなどに吸わせて、乾かしてから可燃物として処理してください。
ボール型容器は、塩化ビニール(自治体によって廃棄が異なります)として処理してください。
様々な種類の蛍光クラックボール
三実通商では様々なクラックボールを取り扱っております。
実戦用から練習用、大きさも各種ございますので、用途に合わせてお選びください。
株式会社三実通商では、セキュリティ関連商品の総合商社として、防犯ブザー、防犯ブザー付鞄、鍵一体型鞄、防犯、防災、感染症対策商品などをはじめお客様の用途や状況に合わせて様々な商品を取り揃えております。
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